院内設備
バリアフリー
院内は待合室のトイレを含め、段差のないバリアフリーを採用しています。車イスご利用の方は診療台の真横まで車いすで移動して治療を受けていただきます。
デジタルレントゲン最新のデジタルレントゲンシステムの導入により、より正確でスピーディな診断が可能になりました。 当医院では院内LANを設備し、患者さんの診療台ごとにモニター画面を設置しています。 画像解析をすることで患者さん自身が視覚的に確認することができ、症状や治療の進行状況についての説明がわかりやすくなります。昨年導入した歯科用CTは従来のレントゲン装置では把握できなかった3次元の診断が可能になりました。この装置により顎の骨の内の血管や神経の位置が正確に診断できるようになりインプラント治療はもちろん歯周病や神経の治療においてもより正確・安全な治療が可能になりました。
デジタルレントゲンは従来のレントゲンに比べX線照射量(被曝量)が少なく、パントモ(口全体の大きなX線写真)で約40%、デンタル(1歯単位の小さなX線写真)では約90%軽減できます。 つまり患者さんへの負担の少ない人体に優しいレントゲンです。 さらに現像液を使用しないため廃液を出さず、地球環境保護にも役立つエコなシステムです。 |
口腔内スキャナー歯型を取る治療作業は今まで、印象材と呼ばれる寒天やシリコンゴムで出来た3~5分すると固まる粘土のような材料で歯を覆い、型どりをしてそれに石膏を流し込んで歯の模型を作っておりました。人によっては不快感を覚えたり、嘔吐反射が起きてしまったりと苦痛を伴う場合もあります。口腔内スキャナーは口の中を小型のカメラ(電動歯ブラシの一回り大きいサイズです。)でスキャンしてそのデータをコンピュータで立体的な画像に加工して審査・診断する装置です。この装置を使用すると印象材が不要になり比較的短時間で型どりが終了することはもちろん、口腔内の細かいところまで正確に把握することができます。デジタル化したデータを使って矯正治療やインプラント治療の精密な治療計画やシュミレーション出来るようになりました。また、技工士とデジタルデータのやり取りだけになるので感染リスクの軽減にもなります。しかしカメラ自体が高額であること、そして口腔内スキャナーのデータに対応した技工所がまだ少ないことなどの理由からまだ日本での口腔内スキャナーの導入率はまだ3%未満といわれております。
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衛生管理システム当院では皆様に安全に安心して受診して頂くために徹底した院内感染予防対策を行っています。使用した器材は薬液消毒、超音波洗浄、オートクレーブによる高圧蒸気滅菌と3ステップ滅菌を行っています。また、滅菌状態のまま保管する為に、滅菌パックで密封しておいた器材を患者さん1人1人に対して、診療直前に開封します。
紙コップ、エプロン、手袋など滅菌できないものは1人1人使い捨てにしています 患者さん1人1回づつ、タービン・エンジン等のハンドピース類の清掃滅菌を実施しております 当院の治療椅子のテーブルには歯を削るハンドピース類を通常は結合していません。(写真参照) 治療に必要な時にその都度滅菌したタービンやエンジン等のハンドピースを取りつけます。そして1人の患者さんに使用した後は直ぐに外して丁寧に洗浄して滅菌します。いまだに多くの歯科医院が消毒薬で拭いただけで次の患者さんに使用しているようですが、当医院では絶対に致しません。それは言い換えればレストランで使った皿やフォークをティッシュで拭いただけで次のお客に使ったのと同じではないかと考えるからです タービン・エンジンは決して安価なものではありません。治療椅子を購入した段階では標準では1本しか装備されていませんので、50本近く買い足して1回使用毎に必ず滅菌出来るシステムを構築しました。 |
タービン専用の注油・洗浄機と専用滅菌器
また、歯科治療機械の中の水・空気回路内には多孔質中空糸膜を使用した、歯科用精密ろ過膜フィルタ-を設置。水回路内の赤サビ、バクテリアの除去や水垢の付着防止。空気回路内の微粒子を除去しております。さらに水道管の停滞水道水の細菌汚染対策として毎日毎朝診療前に写真のように夜停滞した水道水をフラッシュアウトして常に新鮮・衛生的な給水環境を整えております。
また、歯科治療機械の中の水・空気回路内には多孔質中空糸膜を使用した、歯科用精密ろ過膜フィルタ-を設置。水回路内の赤サビ、バクテリアの除去や水垢の付着防止。空気回路内の微粒子を除去しております。さらに水道管の停滞水道水の細菌汚染対策として毎日毎朝診療前に写真のように夜停滞した水道水をフラッシュアウトして常に新鮮・衛生的な給水環境を整えております。
その後超音波洗浄機でさらに洗浄し、滅菌パックに入れてオートクレーブ滅菌処理をします。
熱を加えられない器具はガス滅菌機で処理します。
診療機器
エルビウム・ヤグレーザー(Er:YAGレーザー)
照射機医療分野でのレーザーといえば、手術に使うレーザーメスがよく知られています。 レーザーには、切開の他に「鎮痛」、「殺菌」、「消毒」、「止血」、「消炎」など、実に多くの利点があることがわかっています。 「レーザー歯科治療」は、この利点を応用した画期的な治療法です。 当院のレーザーはエルビウム・ヤグレーザー照射機を採用しております。 多くのレーザー波長の中で、歯科医療にEr:YAGレーザーが最もふさわしいと言われる理由は、水への高い吸収性にあります。 Er:YAGレーザーは、水を含んだ生体組織に対する蒸散能力が高く、表層にのみ反応が起こり、熱の発生が微小なため、痛みが非常に少ないという特徴があります。 他のレーザーと最も違う特徴は虫歯が無痛的に削れることです。 |
当院は、地方社会保険事務局長の認める総合的な歯科医療環境整備に取り組んだ医院です。(歯科外来診療環境体制)厚生労働大臣が定める施設基準(AED・心電図モニター・口腔外バキュームの装備。滅菌システム・医療連携システムの構築)に適合しています。
その施設基準は:
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